自然紋山紋・山形紋
古来より、人は山に感謝と共に畏れを抱いて神聖視し、崇拝の対象としてきた。
また同時に日本では「山を越えてきた」証として、紋章にも用いられた。
また同時に日本では「山を越えてきた」証として、紋章にも用いられた。
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代表紋
三つ山
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ステータス
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分布図
由来・解説
都を囲む「山」を越えてきた証
古来より、人は材木の切り出しや動物などの狩猟、鉱山の経営など、山からたくさんの恩恵を受けると同時に、土砂崩れや噴火などの被害も多く受けてきました。
そのため山に感謝と共に畏れを抱いて神聖視し、崇拝の対象としてきました。それが山岳信仰です。
山の神としては、日本では大山津見神(おおやまつみのかみ)が有名です。神名の「つ」は「の」、「み」は神霊の意なので、「おおやまつみ」は「大いなる山の神」という意味になります。また大山津見神は山の神としてだけでなく、酒造の神としても有名です。
紋章としては、山を写実的に描いたものや、単純化し文様とした山形、本書には登場しませんが、山の道を紋とした山路(やまみち)の三つに分類されます。
家紋としては、山岳信仰に基づいた信仰的意義と、山の美しさを称えた尚美的意義で用いられたと考えられています。
また山紋は商家の屋号に用いられることが多いのも特徴です。
これは地方から京都に食料品を運んできた際に「山を越えてきた」といわれたことに基づいて、山形を荷箱に入れる習慣が生まれたからと考えられています。そのため現在でも食品を扱う企業のロゴとして山形をみることができます。
そのため山に感謝と共に畏れを抱いて神聖視し、崇拝の対象としてきました。それが山岳信仰です。
山の神としては、日本では大山津見神(おおやまつみのかみ)が有名です。神名の「つ」は「の」、「み」は神霊の意なので、「おおやまつみ」は「大いなる山の神」という意味になります。また大山津見神は山の神としてだけでなく、酒造の神としても有名です。
紋章としては、山を写実的に描いたものや、単純化し文様とした山形、本書には登場しませんが、山の道を紋とした山路(やまみち)の三つに分類されます。
家紋としては、山岳信仰に基づいた信仰的意義と、山の美しさを称えた尚美的意義で用いられたと考えられています。
また山紋は商家の屋号に用いられることが多いのも特徴です。
これは地方から京都に食料品を運んできた際に「山を越えてきた」といわれたことに基づいて、山形を荷箱に入れる習慣が生まれたからと考えられています。そのため現在でも食品を扱う企業のロゴとして山形をみることができます。
山紋・山形紋武将
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使用諸家
青木 吉田 山角 林田 馬場 池原 林田 山下 山口 etc -
主な有名人
蔦屋重三郎(1750年−1797年)【山形に蔦紋】
伊地知幸介(1854年−1917年)【三つ盛り山紋】
- 派生家紋数
- 約25種
- イメージカラー
- 深緑色
- 検索ヒット数
- 507万件
- 家紋使用ランキング
- 49位