自然紋月星紋
太陽(日)・月・火・水星・木星・金星・土星・計都・羅睺の九星。
夜空に輝く光の力を取り入れるために、信仰的・尚美的意義をもって用いられた。
夜空に輝く光の力を取り入れるために、信仰的・尚美的意義をもって用いられた。
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代表紋
九曜
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ステータス
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分布図
由来・解説
月星に己の運命を委ねる
月星紋は月と星、星のみを模ったものがほとんどです。
月星紋の基本は九曜紋ですが、九曜とは古代インドを源流とする宿曜道(すくようどう)や、陰陽道などの星占いにおいて用いられたもので、太陽(日)・月・火星・水星・木星・金星・土星の七つの星に、古代インドでは実在すると考えられた計都(けいと)と羅睺(らごう)の二つの星を合わせたものを指します。この九曜は平将門のシンボルとしてもよく知られています。
月紋は満月や三日月など、月の満ち欠けを表したもの用い、星紋は三つの星をピラミッド型に模った三つ星や、中心に星を置き、周囲に八つの星を配した九曜などが有名です。
日本では、夜を統べる神として月読命(つくよみのみこと)が存在するなど、古来より月に対して深い思いがありました。最古の和歌集である『万葉集』にも、月を詠んだ数多くの和歌が残っており、現在でもお月見など、月を愛でる習慣が残っています。
平安時代には道中の安全守護の霊験があるとされ、御所車などに文様として多く使用されました。
家紋としては長寿延命や息災招福という神秘的な月星の力を取り入れる信仰的意義と、破軍や大将軍など、中国の星占いに由来する星の呼称から、尚武的意義をもって用いられたと考えられます。
月星紋の基本は九曜紋ですが、九曜とは古代インドを源流とする宿曜道(すくようどう)や、陰陽道などの星占いにおいて用いられたもので、太陽(日)・月・火星・水星・木星・金星・土星の七つの星に、古代インドでは実在すると考えられた計都(けいと)と羅睺(らごう)の二つの星を合わせたものを指します。この九曜は平将門のシンボルとしてもよく知られています。
月紋は満月や三日月など、月の満ち欠けを表したもの用い、星紋は三つの星をピラミッド型に模った三つ星や、中心に星を置き、周囲に八つの星を配した九曜などが有名です。
日本では、夜を統べる神として月読命(つくよみのみこと)が存在するなど、古来より月に対して深い思いがありました。最古の和歌集である『万葉集』にも、月を詠んだ数多くの和歌が残っており、現在でもお月見など、月を愛でる習慣が残っています。
平安時代には道中の安全守護の霊験があるとされ、御所車などに文様として多く使用されました。
家紋としては長寿延命や息災招福という神秘的な月星の力を取り入れる信仰的意義と、破軍や大将軍など、中国の星占いに由来する星の呼称から、尚武的意義をもって用いられたと考えられます。
月星紋武将
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使用諸家
千葉 遠藤 青山 九鬼 板倉 片山 興津 岩城 中山 加治 大江 etc -
主な有名人
保科正俊(1509年−1593年)【平方九星紋】
片倉景綱(1557年−1615年)【九曜紋】
- 派生家紋数
- 約75種
- イメージカラー
- 光輝色
- 検索ヒット数
- 381万件
- 家紋使用ランキング
- 15位