文様・文字・図符紋巴紋
古代より世界各国で使用されるが、その成り立ちには多くの謎が残る紋章。
家紋としては雷を基にしているが、その使用用途は多岐にわたる。
家紋としては雷を基にしているが、その使用用途は多岐にわたる。
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代表紋
左三つ巴
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ステータス
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分布図
由来・解説
諸説入り乱れる謎の紋章
巴は勾玉のような形をした日本の伝統的な文様のひとつです。
古代より世界各国で類似の文様が使用されており、日本でも縄文時代から使われていた形跡が各地の遺跡に残っています。
文様としては、その成り立ちに謎が多く、弓を引くときに装着する鞆絵(ともえ)を模ったとするものや、水の渦や雷、雲、蛇のとぐろ、勾玉、胎児など諸説あります。
巴が何を基に生み出されたものなのかは、現在も謎ですが、家紋に用いられた巴は、一年の感謝を込めて神へ舞や奏楽を献じる「御神楽ノ儀(みかぐらのぎ)」の際に用いられた雅楽の大太鼓を基にする形で発生したといわれています。
そのように考えると、太鼓の轟音が雷鳴を連想させますので、家紋としての巴は雷を表すものと考えることもできます。
ただ神社や寺院で使用されている巴紋は、神楽そのものに発祥があると推測されますので、雷との関係は不確かです。また寺や神社、民家の瓦に刻まれる巴紋は、水の渦を模ったものといわれ、防火意識を高めるために用いられたと考えられています。
ちなみに巴紋は、武神である八幡神の神紋としてよく知られ、秦の始皇帝の末裔ともいわれる渡来系の大豪族・秦氏の象徴としても有名です。
古代より世界各国で類似の文様が使用されており、日本でも縄文時代から使われていた形跡が各地の遺跡に残っています。
文様としては、その成り立ちに謎が多く、弓を引くときに装着する鞆絵(ともえ)を模ったとするものや、水の渦や雷、雲、蛇のとぐろ、勾玉、胎児など諸説あります。
巴が何を基に生み出されたものなのかは、現在も謎ですが、家紋に用いられた巴は、一年の感謝を込めて神へ舞や奏楽を献じる「御神楽ノ儀(みかぐらのぎ)」の際に用いられた雅楽の大太鼓を基にする形で発生したといわれています。
そのように考えると、太鼓の轟音が雷鳴を連想させますので、家紋としての巴は雷を表すものと考えることもできます。
ただ神社や寺院で使用されている巴紋は、神楽そのものに発祥があると推測されますので、雷との関係は不確かです。また寺や神社、民家の瓦に刻まれる巴紋は、水の渦を模ったものといわれ、防火意識を高めるために用いられたと考えられています。
ちなみに巴紋は、武神である八幡神の神紋としてよく知られ、秦の始皇帝の末裔ともいわれる渡来系の大豪族・秦氏の象徴としても有名です。
巴紋武将
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使用諸家
曽我 赤松 九鬼 有馬 板倉 宇都宮 杉原 香河 長尾 山田 山下 小早川 etc -
九鬼嘉隆(1542年-1600年)【左三巴紋】
板倉勝重(1545年-1624年)【九曜巴紋】
- 派生家紋数
- 約125種
- イメージカラー
- 金色
- 検索ヒット数
- 632万件
- 家紋使用ランキング
- 13位