州濱

器材・建造紋州濱紋

不老不死の仙人が住む蓬莱山を洲浜に見立て、松竹梅や鶴亀で飾った州浜台。
その縁起物を模った瑞祥的な紋として発展してきた。
  • 代表紋

    州浜

    州濱

  • ステータス

    州浜_ステータス
  • 分布図

    州浜_分布

由来・解説

蓬莱山に憧れた夢の具現化

州浜とは水の流れで運ばれた土砂が積もって、川や湖、海の水面に生まれた陸地を指します。水の流れによって入り組んだ形になりますが、紋様としては丸みを帯びたラインで描くことが特徴です。
平安時代の貴族には神仏を尊ぶとともに、人目を驚かせる趣向が求められるようになります。
そこで古代中国の伝説であり、不老不死の仙人が住むとされる蓬莱山(ほうらいさん)を州浜に見立て、松竹梅や鶴亀で飾った州浜台が生まれました。
これはその後、蓬莱飾りや蓬莱台、島台とよばれ、その場を神聖化する仕掛けとして、宴会の飾り物や、婚礼、正月などの料理を盛るのに用いられるようになります。
その他にも、室町時代以降の工芸品や絵画においては、「蓬莱山」が描かれる際には、必ず州浜も描かれるようになりました。
このように慶事に用いられることから、「おめでたい」という瑞祥的な意義をもって、家紋に発展していきます。
分布としては、紀姓の多い徳島県や和歌山県に多くみられます。また文様以外にも、きな粉と白砂糖、水飴などを練って棒状にしたおめでたい和菓子、「州浜」も有名です。

州濱紋武将

  • 使用諸家
    紀 藤原 八田 青木 真田 長尾 宍戸 陶山 寺町 伊庭 茨木 吉田 etc
  • 主な有名人
    小田氏治(1534年−1602年)【州濱紋】
    奥田行高(1678年−1703年)【丸に州濱紋】
派生家紋数
約52種
イメージカラー
老緑色
検索ヒット数
5.7万件
家紋使用ランキング
41位

主な派生紋

  • 変り州浜

    變り州濱

  • 組州浜

    組州濱

  • 蔓三つ州浜

    蔓三つ州濱

  • 五つ州浜崩し(五つ持合州浜)

    五つ持合州濱

  • 州浜桔梗

    州濱桔梗

  • 花州浜

    花州濱

  • 原型州浜

    原型州濱

  • 宍戸州浜

    宍戶州濱

  • 秋津州浜

    秋津州濱

  • 真田割洲浜

    眞田割州濱

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