動物紋龍紋
すべての生き物の祖といわれ、古来より神獣として崇められてきた。
家紋としては最上級の龍と最下級の雨龍が見受けられる。
家紋としては最上級の龍と最下級の雨龍が見受けられる。
-
代表紋
雨龍の丸
-
ステータス
-
分布図
由来・解説
伝説の神獣に天下を夢見た武家
龍は中国の伝説上の生き物で、水中や地中に棲み、空を飛び、雲や雨、稲妻を起こす神獣とされ、すべての生き物の祖といわれています。
その姿形は、大蛇のような長大な胴に五本の指をもつ四肢、耳、角があり、顔には長い髯をたくわえているといわれます。そして喉下には逆鱗(げきりん)があり、顎下には宝珠を持ち、鋭い牙を剥いた凶暴な面をしていると考えられています。
中国の歴史書『史記』には、漢の高祖・劉邦の出生時に龍が出現すると記載されており、古来より中国皇帝のシンボルとされてきました。
龍には「龍」「蛟(みずち)」「應(おう):蜃(しん)」「蚪(と)」「璃(ち):蟠(ばん)」の順で五段階の階級があります。この中でも文様や家紋に描かれるのは、最上級の龍と最下級の璃龍です。璃龍は別名・雨龍(あまりょう)とも呼ばれ、水中に棲んでいますが、翼がないために天に昇れない龍のことです。
一説によると、龍は五百年で角をもち、五千年で翼をもつということから、いずれ天に昇るという思いを込めたものと考えられます。
日本でも龍は皇帝を表す動物として武家に愛され、瑞祥的意義をもって用いられました。他にも龍は河川の象徴でもあるので、重要な河川を守護するために、川の近くに建てられた寺社でもよく用いられています。
その姿形は、大蛇のような長大な胴に五本の指をもつ四肢、耳、角があり、顔には長い髯をたくわえているといわれます。そして喉下には逆鱗(げきりん)があり、顎下には宝珠を持ち、鋭い牙を剥いた凶暴な面をしていると考えられています。
中国の歴史書『史記』には、漢の高祖・劉邦の出生時に龍が出現すると記載されており、古来より中国皇帝のシンボルとされてきました。
龍には「龍」「蛟(みずち)」「應(おう):蜃(しん)」「蚪(と)」「璃(ち):蟠(ばん)」の順で五段階の階級があります。この中でも文様や家紋に描かれるのは、最上級の龍と最下級の璃龍です。璃龍は別名・雨龍(あまりょう)とも呼ばれ、水中に棲んでいますが、翼がないために天に昇れない龍のことです。
一説によると、龍は五百年で角をもち、五千年で翼をもつということから、いずれ天に昇るという思いを込めたものと考えられます。
日本でも龍は皇帝を表す動物として武家に愛され、瑞祥的意義をもって用いられました。他にも龍は河川の象徴でもあるので、重要な河川を守護するために、川の近くに建てられた寺社でもよく用いられています。
龍紋武将
-
使用諸家
緒方 三田井 坂上 立見 佐太 神代 倶利伽羅 大塚 善 浅野 清田 etc -
主な有名人
樫村清徳(1848年−1902年)【細輪に龍の子紋】
瀬木博尚(1852年−1939年)【雨龍の丸紋】
- 派生家紋数
- 約35種
- イメージカラー
- 黄色
- 検索ヒット数
- 679万件
- 家紋使用ランキング
- 65位