轡

器材・建造紋轡紋

轡は馬の口に咥えさせる馬銜と手綱を結ぶ金具を指し、尚武的な意味合いで使用された。
隠れキリシタンが紋章の中に十字架を見出し使用したことでも有名。
  • 代表紋

    轡

  • ステータス

    ステータス_轡
  • 分布図

    分布図_轡

由来・解説

時代とともに簡潔に変化

 轡は馬の口に咥えさせる馬銜(はみ)と手綱を繋ぐ金輪のことを指します。
 馬が首をそろえて並ぶ様子を「轡を並べる」と表現し、そこから転じて「そろって同じことをする」という意味でこの言葉は使われますが、轡自体の形や文様はさまざまです。少しでも威厳を出したり、個性を目立たせるために各種の技巧が凝らされたといわれています。
 図案としては、家紋が生まれた初期は装飾を含め写実的に描かれますが、時代と共に簡潔な紋章に変化したのが特徴です。
 元来、轡紋は軍馬に用いることから、尚武的な意味合いがつよくありました。そのため多くの武将に好まれ、用いられてきました。
 しかし、豊臣秀吉、徳川家康によってキリスト教の信仰が禁じられてからは、隠れキリシタンが轡の中に十字架を見出して使用したともいわれています。
 またそれだけでなく、轡紋の中には、十文字紋や久留子紋を隠すために用いられた経緯の紋も多く、どちらが本来の意味であるのかが、わからない場合も多くあります。
 特に「丸に十字紋」と「轡紋」は非常に似ているため、使用家でも混同されていることがあり、正確なところは家伝によるところが大きいです。

轡紋武将

  • 使用諸家
    大草 久世 浅井 島崎 後藤 etc
  • 主な有名人
    宮部鼎蔵(1820年-1864年)【轡菱紋】
    松永正敏(1851年-1912年)【轡紋】
派生家紋数
約35種
イメージカラー
墨色
検索ヒット数
10.1万件
家紋使用ランキング
44位

関連紋

主な派生紋

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  • 三つ轡菱

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  • 重ね角轡

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  • 持合轡

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    寺阪轡

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