植物紋梶紋
神道において古来より神聖な樹木として尊重されてきた樹木。
諏訪大社の神紋として有名であり、出雲国の象徴である「柏紋」の変化形の可能性もある。
諏訪大社の神紋として有名であり、出雲国の象徴である「柏紋」の変化形の可能性もある。
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代表紋
梶の葉
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ステータス
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分布図
由来・解説
神への供物の器
古来、梶の葉は食器として用いられ、後に神前に供える器として使用されました。そのため神道では梶を神聖な樹木のひとつとし、平安時代末期には諏訪大社の神紋として、梶紋が用いられています。また神官をはじめ、諏訪大社に関係する家でも使用されるようになりました。
諏訪大社の祀神は、天孫降臨以前からこの国土を治めていたとされる土着の神・大国主神(おおくにぬしのかみ)の子どもである建御名方神(たけみなかたのかみ)です。
『古事記』の「出雲の国譲り」によると、土着の神である建御名方神は、高天原(たかあまはら)の神である建御雷神(たけみかづちのかみ)と力比べを行います。
しかし、建御雷神は強く、手を潰され投げ飛ばされてしまいます。そこで建御名方神は逃げ出しますが、最終的には諏訪湖まで追い詰められ、諏訪から出ないことを約束するとともに、国譲りを承諾したと伝えられています。
また諏訪大社では、諏訪信仰・ミシャグジ信仰と呼ばれる独特の民間信仰もあり、祀神である建御名方神は、大昔は狩猟神として尊敬され、農耕時代には農耕神として崇められました。武家時代になると武神として全盛を極め、現在は、健康の神、水利の神として多くの人に広く信仰されています。
諏訪大社の祀神は、天孫降臨以前からこの国土を治めていたとされる土着の神・大国主神(おおくにぬしのかみ)の子どもである建御名方神(たけみなかたのかみ)です。
『古事記』の「出雲の国譲り」によると、土着の神である建御名方神は、高天原(たかあまはら)の神である建御雷神(たけみかづちのかみ)と力比べを行います。
しかし、建御雷神は強く、手を潰され投げ飛ばされてしまいます。そこで建御名方神は逃げ出しますが、最終的には諏訪湖まで追い詰められ、諏訪から出ないことを約束するとともに、国譲りを承諾したと伝えられています。
また諏訪大社では、諏訪信仰・ミシャグジ信仰と呼ばれる独特の民間信仰もあり、祀神である建御名方神は、大昔は狩猟神として尊敬され、農耕時代には農耕神として崇められました。武家時代になると武神として全盛を極め、現在は、健康の神、水利の神として多くの人に広く信仰されています。
梶紋武将
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使用諸家
諏訪 金刺 下条 西牧 物部 山辺 丹比 太田 安威 瓦林 上原 神谷 etc -
主な有名人
諏訪頼重(1516年−1542年)【梶の葉紋】
安島帯刀(1811年−1859年)【丸に立梶の葉紋】
- 派生家紋数
- 約52種
- イメージカラー
- 深碧色
- 検索ヒット数
- 2550件
- 家紋使用ランキング
- 32位