器材・建造紋蛇の目紋
元来は「弦巻紋」と呼ばれたが、弦巻が「蛇の目」にみえることから「蛇の目紋」に変化。
そのため本来、呪術的意義はもたず、後付けされたものと考えられる。
そのため本来、呪術的意義はもたず、後付けされたものと考えられる。
-
代表紋
蛇の目
-
ステータス
-
分布図
由来・解説
「弦巻」から「蛇の目」に変化
この文様の歴史は古く、四世紀頃には既に使用され、多くの古墳の石室に描かれています。一般的に蛇の目文様と呼ばれますが、この呼称は江戸時代に定着したものといわれています。
元来、この文様は何らかの動物の目を模ったものだといわれています。どの動物かはわかりかねますが、この文様に似た模様が一部の昆虫の外骨格にあったり、現在も鳥よけに使用されていたりすることから、人間を含む動物全般が本能的に恐れを感じる文様なのかもしれません。
「蛇の目」の呼称については、古来より民間の間で信仰されてきた蛇信仰がその根底にあると考えられます。
蛇は四肢をもたない長い体や毒をもつこと、脱皮をすることから、死と再生の象徴とされてきました。そのため、蛇信仰とこの文様が合わさった結果、死者の安らかな眠りや再生を祈願する呪術的要素の意義をもって「蛇の目」の呼称が定着したと思われます。
家紋としては、戦場で武士が弓に張る弦の予備を巻いておく「弦巻(つるまき)」を基にして生まれた紋章で、元来は「弦巻紋」と呼ばれていました。しかし、その形状から次第に「蛇の目」と呼ばれ、現在もその呼称が定着しています。またその通称から「死と再生」の呪術的イメージが後付けされた珍しい家紋でもあります。
元来、この文様は何らかの動物の目を模ったものだといわれています。どの動物かはわかりかねますが、この文様に似た模様が一部の昆虫の外骨格にあったり、現在も鳥よけに使用されていたりすることから、人間を含む動物全般が本能的に恐れを感じる文様なのかもしれません。
「蛇の目」の呼称については、古来より民間の間で信仰されてきた蛇信仰がその根底にあると考えられます。
蛇は四肢をもたない長い体や毒をもつこと、脱皮をすることから、死と再生の象徴とされてきました。そのため、蛇信仰とこの文様が合わさった結果、死者の安らかな眠りや再生を祈願する呪術的要素の意義をもって「蛇の目」の呼称が定着したと思われます。
家紋としては、戦場で武士が弓に張る弦の予備を巻いておく「弦巻(つるまき)」を基にして生まれた紋章で、元来は「弦巻紋」と呼ばれていました。しかし、その形状から次第に「蛇の目」と呼ばれ、現在もその呼称が定着しています。またその通称から「死と再生」の呪術的イメージが後付けされた珍しい家紋でもあります。
蛇の目紋武将
-
使用諸家
吐田 堀江 飯富 加藤 細川 戸田 松平 石川 京極 平松 花房 林田 etc -
主な有名人
佐久間信盛(1528年−1582年)【蛇の目九曜紋】
加藤清正(1562年−1611年)【蛇の目紋】
- 派生家紋数
- 約35種
- イメージカラー
- 薄茶色
- 検索ヒット数
- 31.3万件
- 家紋使用ランキング
- 52位