自然紋稻妻紋
稲妻は「豊作」の兆し。稲光を幾何学的に文様化し、日本では室町時代から用いられる。
雷神としては、古代インド神話の英雄神・インドラが有名。
雷神としては、古代インド神話の英雄神・インドラが有名。
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代表紋
稻妻菱
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ステータス
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分布図
由来・解説
雷は豊作の兆し!
古来より、稲は雷によって子(実)を宿すとされており、その夫(つま)の役割を担うのが雷であるということから、稲の夫(つま)となり、「いなづま」と呼ばれるようになりました。
稲妻の「つま」は古くは夫婦や恋人が互いに相手を呼ぶ言葉で、男女の区別はありませんでしたが、現代では「つま」という言葉に「妻」の字が当てられるため、「稲妻」になったといわれています。
文様としては中国から飛鳥・奈良時代に持ち込まれ、紋章としては「豊作」の兆しとして室町時代から用いられるようになりました。
また雷といえば、古代インド神話の英雄神・インドラが有名です。「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神たちと戦った神話があり、ヒンドゥー教に取り入れられた頃に雷神としての一面がさらにクローズアップされました。しかし、仏教に取り入れられてからは、慈悲深く柔和な性格を前面に押し出した「帝釈天(たいしゃくてん)」となります。帝釈天は手に雷を操るヴァジュラ(金剛杵:こんごうしょ)を持っている姿でよく描かれますが、それはインドラの名残によるものです。
稲妻紋は稲光を幾何学的に文様化したもので、四角形に渦巻く形を基本形とし、三角形から七角形までさまざまな種類があります。
稲妻の「つま」は古くは夫婦や恋人が互いに相手を呼ぶ言葉で、男女の区別はありませんでしたが、現代では「つま」という言葉に「妻」の字が当てられるため、「稲妻」になったといわれています。
文様としては中国から飛鳥・奈良時代に持ち込まれ、紋章としては「豊作」の兆しとして室町時代から用いられるようになりました。
また雷といえば、古代インド神話の英雄神・インドラが有名です。「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神たちと戦った神話があり、ヒンドゥー教に取り入れられた頃に雷神としての一面がさらにクローズアップされました。しかし、仏教に取り入れられてからは、慈悲深く柔和な性格を前面に押し出した「帝釈天(たいしゃくてん)」となります。帝釈天は手に雷を操るヴァジュラ(金剛杵:こんごうしょ)を持っている姿でよく描かれますが、それはインドラの名残によるものです。
稲妻紋は稲光を幾何学的に文様化したもので、四角形に渦巻く形を基本形とし、三角形から七角形までさまざまな種類があります。
稻妻紋武将
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使用諸家
山科 伊東 内田 御手洗 伊勢 竹田 古内 中島 etc -
主な有名人
山科言継(1507年−1579年)【稻妻菱紋】
伊東長久(生年不詳−1585年)【隅立て稻妻紋】
- 派生家紋数
- 約55種
- イメージカラー
- 黄金色
- 検索ヒット数
- 35.3万件
- 家紋使用ランキング
- 70位