器材・建造紋錨紋
石で作られたものを「碇」、鉄で作られたものを「錨」と書く。
「力強くつなぎ止める」イメージから近代では軍人に愛好された紋章。
「力強くつなぎ止める」イメージから近代では軍人に愛好された紋章。
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代表紋
錨
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ステータス
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分布図
由来・解説
世界各国の海事の象徴
錨は船を一定の範囲に留めるために使われる道具です。船が沖へ流されないように、鎖やロープを付けて水底へ沈めて使う重りで、石で作られたものを「碇」、鉄で作られたものを「錨」と書いて区別します。
その歴史は古く、紀元前二千五百年から紀元前二千年頃には既に使われていたと考えられています。
また戦の際には、敵の船へ乗り込むために縄の先に錨を付けて、かぎ爪としても用いられていました。
現代でも世界各国の海軍などで、海事を象徴する意匠として錨の文様が用いられています。
日本の海上自衛隊でも、制帽には錨に鎖が絡まった「からみ錨」が用いられています。
家紋としては、力強くつなぎ止めるイメージが顕著なため、瑞祥的かつ尚武的意義をもって用いられました。
戦国時代には水軍を担う武家に使用がみられ、近代になってからは船員や軍人が愛好したといわれています。また「碇」の字がつく姓での使用が多いのも特徴です。
錨紋は、やはり海に近い地域での使用が多く確認できます。全国的には少数ですが、香川県や愛媛県、兵庫県など、瀬戸内海沿岸でよくみられます。他には関東地方でも一定数の使用家が確認されています。
その歴史は古く、紀元前二千五百年から紀元前二千年頃には既に使われていたと考えられています。
また戦の際には、敵の船へ乗り込むために縄の先に錨を付けて、かぎ爪としても用いられていました。
現代でも世界各国の海軍などで、海事を象徴する意匠として錨の文様が用いられています。
日本の海上自衛隊でも、制帽には錨に鎖が絡まった「からみ錨」が用いられています。
家紋としては、力強くつなぎ止めるイメージが顕著なため、瑞祥的かつ尚武的意義をもって用いられました。
戦国時代には水軍を担う武家に使用がみられ、近代になってからは船員や軍人が愛好したといわれています。また「碇」の字がつく姓での使用が多いのも特徴です。
錨紋は、やはり海に近い地域での使用が多く確認できます。全国的には少数ですが、香川県や愛媛県、兵庫県など、瀬戸内海沿岸でよくみられます。他には関東地方でも一定数の使用家が確認されています。
錨紋武将
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使用諸家
伊丹 三谷 矢野 秋山 波岡 村田 滝沢 笹森 松岡 戸川 etc -
主な有名人
個人特定不可
- 派生家紋数
- 約34種
- イメージカラー
- 鉄黒色
- 検索ヒット数
- 61.6万件
- 家紋使用ランキング
- 81位