器材・建造紋幣紋
古来より、幣には神霊が宿るとされており、神具として供えられてきた。
紋章としては、神の加護を願った信仰的意義をもって用いられた。
紋章としては、神の加護を願った信仰的意義をもって用いられた。
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代表紋
幣
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ステータス
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分布図
由来・解説
神の威光を呼び寄せる神具
古来より、幣には神霊が宿るとされており、神の依代として神道の祭祀で神具として供えられたり、神官がお祓いの際に用いてきました。
『古事記』や『日本書紀』では「岩戸隠れ」のくだりに幣が登場します。
芸能の女神であり、日本最古の踊り子といわれる天宇受賣命(あめのうずめ)が青和幣(あおにぎて)、白和幣(しらぎにて)と呼ばれる幣を榊につけたとされています。
現在では神に供える布製のものを幣帛(へいはく)、お祓いに使用する紙製のものを御幣(ごへい)と呼びますが、幣そのものを「ぬさ」と呼ぶこともよくあります。
紙が現在のように普及する以前は、柳や接骨木(にわとこ)、白膠木(ぬるで)や胡桃、松などを薄く削ぎ、渦状にちぢらせて垂らしておく飾りが、幣の古い形の神具として用いられたそうです。
戦場においては、神の威光を呼び寄せる依り代として、弓などの武具の装飾にも用いられました。有名なところでは、織田信長の配下で、鬼柴田と恐れられた戦国武将・柴田勝家が金の御幣を馬標としていました。
家紋としては神の加護を願った信仰的意義が強く、熊野大社の神職であった穂積氏や鈴木氏での使用が多分布としては、やはり熊野大社の近郊である、愛知県や和歌山県、三重県、大阪府などで多くみられます。
『古事記』や『日本書紀』では「岩戸隠れ」のくだりに幣が登場します。
芸能の女神であり、日本最古の踊り子といわれる天宇受賣命(あめのうずめ)が青和幣(あおにぎて)、白和幣(しらぎにて)と呼ばれる幣を榊につけたとされています。
現在では神に供える布製のものを幣帛(へいはく)、お祓いに使用する紙製のものを御幣(ごへい)と呼びますが、幣そのものを「ぬさ」と呼ぶこともよくあります。
紙が現在のように普及する以前は、柳や接骨木(にわとこ)、白膠木(ぬるで)や胡桃、松などを薄く削ぎ、渦状にちぢらせて垂らしておく飾りが、幣の古い形の神具として用いられたそうです。
戦場においては、神の威光を呼び寄せる依り代として、弓などの武具の装飾にも用いられました。有名なところでは、織田信長の配下で、鬼柴田と恐れられた戦国武将・柴田勝家が金の御幣を馬標としていました。
家紋としては神の加護を願った信仰的意義が強く、熊野大社の神職であった穂積氏や鈴木氏での使用が多分布としては、やはり熊野大社の近郊である、愛知県や和歌山県、三重県、大阪府などで多くみられます。
幣紋武将
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使用諸家
穂積 鈴木 亀井 宇井 鵜殿 羽山 蓬莱 古和田 七五三 寺井 恩弊 etc - 望月優子(1917年−1977年)【丸に禦祓ひ幣紋】
- 派生家紋数
- 約22種
- イメージカラー
- 白色
- 検索ヒット数
- 30.2万件
- 家紋使用ランキング
- 39位