器材・建造紋袋紋
七福神の一人・大黒天が持つ、金銭や香を入れる金嚢を模った瑞祥紋。
現世利益をもたらす仏教の守護神・大聖歓喜天の象徴としても有名。
現世利益をもたらす仏教の守護神・大聖歓喜天の象徴としても有名。
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代表紋
袋
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ステータス
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分布図
由来・解説
現世利益をもたらす大聖歓喜天のシンボル
袋紋は日本に古くから存在している巾着袋を模った文様です。その中でも紋章として描かれるのは、七福神の一人・大黒天が持つ金銭や香を入れる金嚢(きんのう)と呼ばれる袋です。
宝物を集めた文様で縁起がよいとされる宝尽文様のひとつでもあり、瑞祥的な意義をもって家紋に用いられました。
袋紋は歓喜天を祀る寺院の紋に多くみられます。それは巾着袋が仏教の守護神であり、ヒンドゥー教の神・ガネーシャが仏教に帰依した姿の大聖歓喜天の象徴であると考えられているためです。ちなみに歓喜天は聖天とも呼ばれ、袋以外に大根もその象徴とされています。これらを合わせたものを「聖天袋(しょうてんぶくろ)」と呼びます。
歓喜天は除病除厄・富貴栄達・恋愛成就・夫婦円満・除災加護など、多彩な現世利益をもたらしてくれるので、巾着袋はその御利益が大きいことを表しているといわれています。
しかし、その一方でいい加減な供養をすると子孫七代の福を吸い上げるという恐ろしい一面もあります。
ちなみに歓喜天は元来、悪神でしたが、十一面観世音菩薩の力によって善神に改宗したといわれています。そのため、歓喜天が祀られる寺院には、必ず十一面観世音菩薩が対として存在しています。
宝物を集めた文様で縁起がよいとされる宝尽文様のひとつでもあり、瑞祥的な意義をもって家紋に用いられました。
袋紋は歓喜天を祀る寺院の紋に多くみられます。それは巾着袋が仏教の守護神であり、ヒンドゥー教の神・ガネーシャが仏教に帰依した姿の大聖歓喜天の象徴であると考えられているためです。ちなみに歓喜天は聖天とも呼ばれ、袋以外に大根もその象徴とされています。これらを合わせたものを「聖天袋(しょうてんぶくろ)」と呼びます。
歓喜天は除病除厄・富貴栄達・恋愛成就・夫婦円満・除災加護など、多彩な現世利益をもたらしてくれるので、巾着袋はその御利益が大きいことを表しているといわれています。
しかし、その一方でいい加減な供養をすると子孫七代の福を吸い上げるという恐ろしい一面もあります。
ちなみに歓喜天は元来、悪神でしたが、十一面観世音菩薩の力によって善神に改宗したといわれています。そのため、歓喜天が祀られる寺院には、必ず十一面観世音菩薩が対として存在しています。
袋紋武将
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使用諸家
施薬院 富永 富岡 宮永 宇佐美 長岡 高橋 梁田 谷 野川 川名 etc -
主な有名人
個人特定不可
- 派生家紋数
- 約22種
- イメージカラー
- 赤色
- 検索ヒット数
- 540万件
- 家紋使用ランキング
- 69位