打板

器材・建造紋打板紋

鎌倉時代に禅宗とともに中国から伝えられた青銅・鉄製の打楽器で雲板とも呼ばれる。
写実的な紋章で、宗教的意義をもって甲斐を発祥とする家で用いられた。
  • 代表紋

    打板

    打板

  • ステータス

    打板_ステータス
  • 分布図

    打板_分布

由来・解説

武家に支持された禅宗の印

打板は鎌倉時代に禅宗とともに中国から伝えられた青銅・鉄製の打楽器で、雲板(うんぱん)とも呼ばれています。
これは仏教寺院、特に密教系や浄土系の寺院の釣鐘(半鐘)と同じような役割があり、禅宗の寺院では、庫裏(くり)や斎堂の前に掛け、起床や就寝、食事や法要、座禅などの合図として鳴らされました。
その形状は楕円形の銅板や鉄板の上部に、雲形の切込みを入れたもので、現在でも禅宗である曹洞宗・臨済宗・黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院には吊るされています。初めて行く寺院でも、打板を確認することが出来れば、禅宗の寺院だということが分かります。
黄檗宗では開梛(かいぱん)と呼ばれる魚形のものが、打板と同じ役割として用いられています。この開梛は、時代が下るにつれて、曲げられ丸みのある形状となり、現在多くの寺院に使用される木魚となります。
家紋としては、その形状を写実的に模っており、雲形の渦と吊るすためのハート型の穴・猪目(いのめ)があり、左右対称のものが多いのが特徴です。主に宗教的意義をもって用いられたといわれています。
分布としては、甲斐の周辺に多く、山梨県や長野県などで見られますが、その使用は少ないともいえるでしょう。

打板紋武将

  • 使用諸家
    安藤 小管 杉原 蔦木 松波 小宮山 飯田 田中 武川 etc
  • 財部彪(1867年−1949年)【丸に打板紋】
派生家紋数
約34種
イメージカラー
青銅色
検索ヒット数
1230万件
家紋使用ランキング
79位

主な派生紋

  • 変り打板

    變り打板

  • 打板菱

    打板菱

  • 三つ打板

    三つ打板

  • 割打板

    割打板

  • 頭合せ三つ割打板

    頭合せ三つ割打板

  • 三つ割重ね打板

    三つ割重ね打板

  • 浮線打板

    浮線打板

  • 打板桐

    打板桐

  • 団扇打板

    團扇打板

  • 田辺打板

    田邊打板

家紋一覧ページ

PURCHASE

書籍の販売をウェブ上でも受け付けております。