器材・建造紋矢紋
敵を倒す武具の役割だけでなく、邪気や邪心などの妖気を破り浄化する役割をもつ。
矢羽根を模った紋章が多く、「並び」「違い」「車」などに描かれる。
矢羽根を模った紋章が多く、「並び」「違い」「車」などに描かれる。
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代表紋
違ひ矢
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ステータス
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分布図
由来・解説
敵や邪気を打ち払う飛び道具
矢は旧石器時代には既に発明されており、狩猟に使う武器として世界中で用いられてきました。
日本の矢は、先端に獲物を射抜くための鏃(やじり)があり、柄の矢柄、軌道を安定させるための矢羽根、そして弓の弦に番えるための矢筈(やはず)の四つの部分からできています。
日本では武器として用いられただけでなく、古来より矢には霊力が宿るとされています。邪気や邪心などの妖気を破り浄化する破魔矢として、神事でも多く用いられてきました。
現在でも一年の好運を射止める縁起物として初詣で破魔矢が授与されています。
武器という性質から尚武的な意義と、破魔矢などにみられる信仰的意義をもって武家の家紋に多く用いられました。
図案としては圧倒的に矢羽根を模ったものが多く、一~十六本の組み合わせがあり「並び」「違い」「車」などに描かれます。
また「矢筈紋」は伊賀・服部氏の代表紋ともいわれています。これは平安時代末期に行われた弓の大会の際に、天皇の命により服部氏が矢を一千本奉納したことに由来します。
他にも矢野氏、矢口氏、的場氏など、弓矢が関連する苗字での使用率が高いのも特徴です。
日本の矢は、先端に獲物を射抜くための鏃(やじり)があり、柄の矢柄、軌道を安定させるための矢羽根、そして弓の弦に番えるための矢筈(やはず)の四つの部分からできています。
日本では武器として用いられただけでなく、古来より矢には霊力が宿るとされています。邪気や邪心などの妖気を破り浄化する破魔矢として、神事でも多く用いられてきました。
現在でも一年の好運を射止める縁起物として初詣で破魔矢が授与されています。
武器という性質から尚武的な意義と、破魔矢などにみられる信仰的意義をもって武家の家紋に多く用いられました。
図案としては圧倒的に矢羽根を模ったものが多く、一~十六本の組み合わせがあり「並び」「違い」「車」などに描かれます。
また「矢筈紋」は伊賀・服部氏の代表紋ともいわれています。これは平安時代末期に行われた弓の大会の際に、天皇の命により服部氏が矢を一千本奉納したことに由来します。
他にも矢野氏、矢口氏、的場氏など、弓矢が関連する苗字での使用率が高いのも特徴です。
矢紋武将
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使用諸家
太田 服部 高畠 日和佐 真島 田村 福井 能勢 大矢 矢作 矢部 etc -
主な有名人
初代・服部半蔵(生没年不詳)【源氏輪に竝び矢筈紋】
片桐且元(1556年−1615年)【片桐違ひ矢紋】
- 派生家紋数
- 約94種
- イメージカラー
- 赤色
- 検索ヒット数
- 141万件
- 家紋使用ランキング
- 20位