文様・文字・図符紋七寶紋
インダス文明の頃には既に存在した文様で、日本では奈良時代より愛好された。
輪が四方へ無限に広がるという意味で七宝と呼ばれた。
輪が四方へ無限に広がるという意味で七宝と呼ばれた。
-
代表紋
星附七寶
-
ステータス
-
分布図
由来・解説
輪が四方へ無限に広がる吉祥紋
七宝とは同じ大きさの円の円周を四分の一ずつ重ねて繋ぐことから「輪違い文様」と呼ばれる連続文様のことを指します。輪が四方(しほう)へ無限に広
がるという意味で七宝(しっぽう)と名を変えた縁起のよい文様です。
語源としては、仏教の七宝であるともいわれており、こちらは「金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)・硨磲(しゃこ) 」の7つの宝のこと指します。
この文様の歴史は古く、インダス文明が興った紀元前2600年頃には既に存在しています。
日本には奈良時代に大陸から伝わり、公家の衣装や調度品に用いられる有職文様として発展を遂げ、「浮線綾(ふせんりょう)文様」と呼ばれる豪華で美しい文様も生み出されました。
家紋としては、上述の要素を受け、瑞祥的かつ尚美的意義をもって用いられたと考えられています。佐々木姓での使用が多く、その分布も姓の分布に合わせ、島根県や滋賀県などで多くみられます。
また七宝の内に唐花を入れた紋章を「花輪違い」と呼びます。
元々はこの紋章を「輪違い」と称しましたが、江戸時代以降に、二つの輪を交差させた文様が「輪違い文様」と呼ばれ、名称が改められたことにより、混乱を招いた経緯のある珍しい紋です。
がるという意味で七宝(しっぽう)と名を変えた縁起のよい文様です。
語源としては、仏教の七宝であるともいわれており、こちらは「金・銀・瑠璃(るり)・玻璃(はり)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)・硨磲(しゃこ) 」の7つの宝のこと指します。
この文様の歴史は古く、インダス文明が興った紀元前2600年頃には既に存在しています。
日本には奈良時代に大陸から伝わり、公家の衣装や調度品に用いられる有職文様として発展を遂げ、「浮線綾(ふせんりょう)文様」と呼ばれる豪華で美しい文様も生み出されました。
家紋としては、上述の要素を受け、瑞祥的かつ尚美的意義をもって用いられたと考えられています。佐々木姓での使用が多く、その分布も姓の分布に合わせ、島根県や滋賀県などで多くみられます。
また七宝の内に唐花を入れた紋章を「花輪違い」と呼びます。
元々はこの紋章を「輪違い」と称しましたが、江戸時代以降に、二つの輪を交差させた文様が「輪違い文様」と呼ばれ、名称が改められたことにより、混乱を招いた経緯のある珍しい紋です。
七寶紋武将
-
使用諸家
大岡 秋月 松浦 佐々木 高 塩冶 彦部 増位 妹尾 大図 秋月 松浦 etc -
主な有名人
大岡忠相(1677年-1752年)【大岡七寶紋】
上田秋成(1734年-1809年)【七寶に花菱紋】
- 派生家紋数
- 約52種
- イメージカラー
- 瑠璃色
- 検索ヒット数
- 38.3万件
- 家紋使用ランキング
- 38位