文様・文字・図符紋龜甲紋
紀元前のエジプト王墓の天井画にも描かれているほど、古来より世界中で用いられた文様。
幾何学的な美しさと、長寿の象徴である亀を連想させる瑞祥紋。
幾何学的な美しさと、長寿の象徴である亀を連想させる瑞祥紋。
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代表紋
龜甲
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ステータス
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分布図
由来・解説
長寿の亀を連想させる瑞祥紋
亀甲文様は亀の甲羅模様に似た正六角形の連続文様で、強固な構造として知られるハニカム構造と同じ形状ともいえます。
この文様は紀元前のエジプト王墓の天井画にも描かれているほど、古来より世界中で用いられてきました。
日本には大陸から伝わってきたと考えられており、五世紀以降の古墳からの出土品にも多くみられます。
平安時代には、衣服や調度品に亀甲文様を付けることが流行し、『年中行事絵巻』や『伴大納言絵詞』などの絵巻物にも、その様子が描かれています。
家紋としては単純明快な幾何学的な美しさと、長寿の象徴である亀の甲羅を連想させるため、瑞祥的意義をもって用いられました。
有名なところでは出雲大社が「亀甲に剣花角」を神紋としています。
古来、出雲国には北方を守護する使命があったため、北方の守り神であり、亀と蛇が合わさった姿をした玄武の力を取り入れるために用いられたと考えられています。
また家紋としては「亀甲に剣花角」のように、他の紋と組み合わせて使用されることが多くみられるのも特徴です。そのため純粋な分布の計測は難しいですが、やはり出雲がある島根県に多くみられます。
この文様は紀元前のエジプト王墓の天井画にも描かれているほど、古来より世界中で用いられてきました。
日本には大陸から伝わってきたと考えられており、五世紀以降の古墳からの出土品にも多くみられます。
平安時代には、衣服や調度品に亀甲文様を付けることが流行し、『年中行事絵巻』や『伴大納言絵詞』などの絵巻物にも、その様子が描かれています。
家紋としては単純明快な幾何学的な美しさと、長寿の象徴である亀の甲羅を連想させるため、瑞祥的意義をもって用いられました。
有名なところでは出雲大社が「亀甲に剣花角」を神紋としています。
古来、出雲国には北方を守護する使命があったため、北方の守り神であり、亀と蛇が合わさった姿をした玄武の力を取り入れるために用いられたと考えられています。
また家紋としては「亀甲に剣花角」のように、他の紋と組み合わせて使用されることが多くみられるのも特徴です。そのため純粋な分布の計測は難しいですが、やはり出雲がある島根県に多くみられます。
龜甲紋武将
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使用諸家
二階堂 小田 浅井 遠藤 相馬 豊田 浅山 藤 宇津木 湯浅 etc -
主な有名人
浅井長政(1545年-1573年)【三盛龜甲花菱紋】
竹本義太夫(1651年-1714年)【竹龜甲に九枚笹紋】
- 派生家紋数
- 約76種
- イメージカラー
- 鼈甲色
- 検索ヒット数
- 37.4万件
- 家紋使用ランキング
- 25位