
自然紋雲紋
古代中国では雲に神仙が住むと考えられており、その動きや色形で吉凶を占った。
が降らす雨が五穀豊穣をもたらすため、瑞祥的な意義をもって用いられる。
						が降らす雨が五穀豊穣をもたらすため、瑞祥的な意義をもって用いられる。
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代表紋
								雲
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ステータス
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分布図
							 
由来・解説
雲が降らす雨に五穀豊穣を願う
古来より雲を観測することで人々は天気を予想し、二十世紀前半までは雲を気象観測する「雲学」という専門分野もありました。
古代中国では雲の気配を霊気と呼び、その動きや色、形で吉凶を占ったといわれています。「雲が降らす雨に五穀豊穣を願う」という概念は中国で生まれ、日本には飛鳥時代に流入したそうです。
文様としては、仏教画などに瑞祥の意義としてよく用いられるようになり、後に寺院において、紋章として使用されるようになります。
日本初の和歌とされる、日本神話の神・素戔鳴尊(すさのおのみこと)が詠んだ歌にも雲は出てきます。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
「八雲立つ」は「出雲」の枕詞として使われますが、この歌は古事記によると、何重にも立ちのぼる雲を見て詠んだとされており、実景を指すといわれています。
図案としては、変幻自在の雲の通り、さまざまな形がありますが、渦を巻く様子を表現する部分は必ず描かれるのが特徴です。
また紋帖では単一のパターンが掲載されますが、「巴紋」や「月星紋」など、他の紋に添えられて、使用されることも多くみられます。
 		  古代中国では雲の気配を霊気と呼び、その動きや色、形で吉凶を占ったといわれています。「雲が降らす雨に五穀豊穣を願う」という概念は中国で生まれ、日本には飛鳥時代に流入したそうです。
文様としては、仏教画などに瑞祥の意義としてよく用いられるようになり、後に寺院において、紋章として使用されるようになります。
日本初の和歌とされる、日本神話の神・素戔鳴尊(すさのおのみこと)が詠んだ歌にも雲は出てきます。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
「八雲立つ」は「出雲」の枕詞として使われますが、この歌は古事記によると、何重にも立ちのぼる雲を見て詠んだとされており、実景を指すといわれています。
図案としては、変幻自在の雲の通り、さまざまな形がありますが、渦を巻く様子を表現する部分は必ず描かれるのが特徴です。
また紋帖では単一のパターンが掲載されますが、「巴紋」や「月星紋」など、他の紋に添えられて、使用されることも多くみられます。
雲紋武将
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							使用諸家
曽我 佐脇 斉藤 望月 池原 榊原 鈴木 etc - 
							主な有名人
稀少につき個人特定不可 
- 派生家紋数
 - 約35種
 
- イメージカラー
 - 白
 
- 検索ヒット数
 - 939万件
 
- 家紋使用ランキング
 - 82位